アカヤシオツツジ、シロヤシオツツジは栃木県を中心に主に関東関西の高山に生息しており、本来北海道には生息していないツツジです。
シロヤシオツツジはゴヨウツツジとも呼ばれ、ご存知のかたも多いと思いますが、2001年12月にご誕生された皇孫殿下、敬宮愛子(としのみやあいこ)さまのお印となった花です。皇太子ご夫妻は「この純白のような純真な心を持った子供に育ってほしい」との願いを込められたとのことです。

 毎年春になると見事なまでの淡い薄紅色と、純白の花をつけるこのすばらしいツツジを、どうにかして北海道でも咲かせてみたいという気持ちから、当社では昭和45年より札幌での生育を研究観察してきました。

もともと寒さには強いという性質もあり、四季がはっきりとしている札幌の気候のほうが適しているのではないかと思うほどの成長ぶりを見せ、現在ではアカシロあわせて約2000株のヤシオツツジが札幌の大地にしっかり根付き、毎年春にはすばらしい花を楽しませてくれます。



アカヤシオツツジ


シロヤシオツツジ
ゴヨウツツジ)