2013年度札幌大通り公園夏花壇

「氷の窓から見守っててね。」

(努力賞受賞)


タテゴトアザラシのお母さんは流氷の上に赤ちゃんを残し海に漁に出ます。 そして流氷の窓からちょくちょく顔を出して赤ちゃんの様子を伺っています。赤ちゃんもじっと氷の上でおとなしくしているのですが、お母さんが顔を出すとついつい嬉しくなってお 母さんのもとにすり寄っていくようです。今回はそんな一場面を花壇で表現してみました。
タテゴトアザラシの赤ちゃんは本来雪の上にいると何処にいるのか分からないくらいの純白をしています。トピアリでは色は使い ませんが、赤ちゃんの口周りと四つ目の点にだけ今回初めて色を使ってみました。そしてもう少しリアリティを追求してお母さん にも赤ちゃんにもヒゲも付けてみました。
 花は海を表す氷の窓部だけ青のアゲラタムを使用し、それ以外は全て雪を表現するため白い花を使用しました。
いつも通り当社の特徴であるロックガーデンとなっていますが、その石をあまり目立たたせないようにし、白い花と葉の緑だけを 際立たせるホワイトガーデンと仕上がっています。
ニチニチソウ、ペチュニア、トレニア、アリッサムを基本に、ホルミナム、コクシネア、リクニス、ネメシア、イソトマなど風が 吹くとソヨソヨ揺れるものを降る雪に見立てようかと思いました。16種全1250株の花が使われています。

タテゴトアザラシの親子を見ていただき
ありがとうございました。



お母さんのもとに急いでやってくる赤ちゃんアザラシ



赤ちゃんアザラシの足やシッポも結構リアル。



花壇裏側から。ジニアだけ黄色が入ってしまったかな・・



赤ちゃんアザラシの凛々しいアップ。ヒゲと眉毛もちゃんと付いてます。

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